何かの履歴[Another Morain]>>所有, 停電少女と羽蟲のオーケストラ>>停電少女と羽蟲のオーケストラ 最終楽章:光

目を閉じて広がるもう一つの世界。 いつか出会いたい彼等と、既に出会えた彼等の記録帳。

[Another]何かの履歴[MoreMorain]の別枠です。
本ではなく、音の物語についての覚書です。
停電少女と羽蟲のオーケストラ 最終楽章:光

2012年06月15日

停電少女と羽蟲のオーケストラ 最終楽章:光


停電少女と羽蟲のオーケストラ 最終楽章:光


楽天ショップ
停電シリーズ6作目にして最終作。
いつかお前に光を見せてやる。ネムの言葉は、本当に・・・。
みんな幸せになりましたのハッピーエンドには終わらない、IMLABELらしい展開。けれど、バッドエンドとは言わせない、「光」がある。

灰羽は、もうすぐ死ぬと分かっていて、ネムとともに生きることを選ぶ。
 青明は、死んでいた命だった。
 燈馬は、死ぬ日が来るまで生かされている命だった。
 橘は、本当はすべて、知っていた。そして、「忘れたくない」と言った。
 寿命を遥かに越えて生きながらえてしまった猫は、「柩を可哀想だと想って迎えに来てくれたのだ」と、柩は言った、。


* 心に闇を宿す愚かな生き物──人間は、瞳から光を失った。
 深い深い闇の中、道を見失い、絶望に打ちひしがれた人間は、
 ある日、淡く暖かい光を宿す「蛍」と出会う。
 蛍は人間に光を与え、共に生きていくことを決めた。
 しかしこの醜く汚れた世界で、蛍は日に日に数を減らしていく。
 それでも人間は僅かな光を求めて蛍を狩り、金の為に蛍の生活を乱す。
 ── 嗚呼、人間はいつまでも光を求めて飛び廻り、
 やがて命尽き果てる、悲しき羽蟲なのだろうか。
 ◆初回特典:全巻封入BOX付き
 ※停電少女と羽蟲のオーケストラ ナナツハナ全集の初回特典と同じ絵柄となります。

 作者
 IM(二宮愛)
イラストレータ
 田倉トヲル
キャスト
 灰羽:櫻井孝宏
 ネム:竹内順子
 漆黒:平田広明
 柩:寺島拓篤
 梔:加瀬康之
 一片:沢城みゆき…他
メーカー
 IM
発売日
 2011/08/31